のんchan

ジェイン・オースティンの読書会ののんchanのレビュー・感想・評価

4.3
『周囲への気遣いを忘れる...それこそ恋の真髄では?』ジェイン・オースティン
🇬🇧の有名小説家ですが、その生涯において執筆された中・長編小説は6篇のみ(映画化は多数)

残念ながら小説は1冊も読んでおりませんが、読んでいたら数倍楽しめたのか?いやいや思いの外にワクワクドキドキ💓出来る素敵なアンサンブルドラマ🌟
戦争ものや重めの作品が続いていたので、気分転換にはもってこいでした🙌

女性作家の小説を題材にした女性の原作者の作品を女性監督が撮っているのでそれはそれは細やかで、タイトルやジャケからも漂う、そのまんま女性の為の癒やし効果が絶大。観終わった時には爽やかな風が流れます💫

年代入り混ざる6人が集まり、1ヶ月に1冊づつをそれぞれの家を持ち回りして読書会を開く。
もちろん小説の内容を喋り倒すのですが、小説を知らなくても全く構わないと言うほどにキャストが豪華で、俳優それぞれの個性を最大限魅力的に引き立たせている。これはスタッフの結束力が画面から温かみで伝わりました🔥

また書き始めると長くなるけど、自分用メモとして書いておきたい📝

メンバー(女5人+男1人)
⚫︎読書会の発起人、離婚歴6回のバーナデット(キャシー・ベイカー⇦さすがに上手い‼︎ラストは最高✨)
⚫︎愛犬を亡くし人間同等の葬儀をし、そこに友人らが集まる独身のジョスリン(マリア・ベロ⇦好きな女優💖)
⚫︎ジョスリンの親友で、夫から離婚を告げられ落ち込むシルヴィア(エイミー・ブレネマン)
⚫︎シルヴィアの娘、レズ🏳️‍🌈のアレグラ(マギー・グレイス)
⚫︎高校教師で夫に不満を持つプルーディ(エミリー・ブラント⇦『プラダを着た悪魔』等で活躍)
⚫︎唯一の男性メンバーでオースティン未体験者。女性にスンナリ溶け込むSF大好き青年グリッグ(ヒュー・ダンシー⇦当時31歳。ドラマ『ハンニバル』の人気沸騰前💫)

メンバー外
⚫︎プルーディを誘惑する18歳の超絶イケメン生徒トレイ(ケヴィン・ゼガーズ⇦この作品を観るキッカケ💓『トランスアメリカ』の2年後で当時22歳。目的達成😍大満足🥰)
⚫︎ シルヴィアの夫でアレグラの父親ダニエル(ジミー・スミッツ)
⚫︎プルーディーの夫ディーン(マーク・ブルカス)

女性同士の友情継続は中々難しい気がするけれど、年代が様々なので、そこは無いものを補い合いながら上手く行く。そして誰かと誰かがくっついて💞
も〜う絵に描いたような完璧なハッピーエンドは純粋に心の浄化が出来ました✨


普段ならスルーしがちなアメリカドラマなんだけど、ケヴィン・セガーズ観たさから知れて、映画って、Filmaってありがた〜い🙏
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