ズボン

ジェイン・オースティンの読書会のズボンのレビュー・感想・評価

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再鑑賞。

以前観た時はストーリーがどうというより、雰囲気が好きだった。
同じ作品を読んだ感想を月一で持ち寄って、ワイン片手にそれぞれの考えを率直に自由に話し合う会なんて素敵だな〜と思っていた。
グリッグの存在も効いてるし、つかず離れずの関係性に何より憧れる。

でも、今回観返した時にはところどころ共感して涙が滲むシーンもあった。
なんだろ、疲れてるのかな。

キャラクターの違う女性が出てきて、それぞれの日々をバランス良く見せながらストーリーが進んでいくので、観やすい。
そこがジェイン・オースティン作品と重なるのだろうな。全体的におとぎ話っぽいのも。

十人十色、人生それぞれ山あり谷あり。
出会った人に救われたり貶されたり。
だから、どうしたらいいのか分からない時こそ呑気にいきたいと思う。
そして、何かあっても称賛も批判もせず、長い人生のほんの一部として見てくれる誰かの存在はありがたい。

余談。
エミリー・ブラントと出会った作品。
困惑や不満に満ちた時の、あの何とも言えない表情に恋に落ちた。
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