千利休

奇跡の千利休のレビュー・感想・評価

奇跡(1954年製作の映画)
4.5
デンマーク映画の巨匠カール・テオドア・ドライヤーの代表作品。静謐で荘厳なショットの連続は同じく北欧のベルイマン作品とは相違が見られるものの、肝心の宗教観は大分異なるのではないか。なんらかの理論で説明できない"奇跡"に向かっていくストーリーは神話さながらである。そもそも奇跡とはかくあるべきなのかもしれない。
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