せいけ

奇跡のせいけのレビュー・感想・評価

奇跡(1954年製作の映画)
4.5
少し引いた画のワンシーンワンカットで信仰について議論する人間たち
不条理を前にして祈ることや、交わらない会話をするばかりの様子をただただ見せつけられるも、美しい長回しにうっとりしそうになる
自分が無信仰なので、この手の話は入ってきづらいけど、終盤は思いもよらない展開に
人間讃歌なのか宗教の可能性を掲げたものなのか、正直さっぱりわからないけど、フィクションとしての力強さを感じる