灰

奇跡の灰のネタバレレビュー・内容・結末

奇跡(1954年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

生きてる神の言葉ではなく死んだ神の言葉に心をよせる信者の矛盾を描くことで信仰について問うた映画なのでしょうか...生きた神の言葉を聞いた挙句暴走して地下鉄にサリンを撒いた教団のトラウマを抱えた国の子供としては、結果が伴わないのは信仰(修行)が足りないからだというカルト特有の型のはめ方にも、それを肯定するようなラストにも乗れなかったが、それが私の信仰だということなのでしょう...

とはいえ、キャラクターは立ってるし、なんかだれてきたと思ったらおもむろに次男が登場してはむちゃくちゃなこと言って場に緊張感を与えてくれるので、集中できたし、観れてよかった
灰