あまり万人ウケするタイプではないと思うが、大きな感動を味わった。
主人公は余命宣告され、残された時間に愛する子供達へできることをしたいのだが、収入源は不法就労者の職探しによるピンハネ。かつ元妻は精神疾患で情緒不安定過ぎるので子供達を託せそうにない。何か残そうにも、そう上手くはいかない。
手ブレ画面は苦手だが、この映画はずーっと手ブレしっ放しでも苦痛ではなかった。
音楽が心情と合致し過ぎていて、本気で怖くなったりすることもあった。
なんとなく、想像でしかないが、死の瞬間は本当にこういう感じなんじゃないかと思った。そう思えただけでも観れて良かった。
