モエシ

カンパニー・メンのモエシのレビュー・感想・評価

カンパニー・メン(2010年製作の映画)
3.6
リーマンショック時にリストラされたサラリーマンの行く末を知ることができる映画。

コロナで仕事を失った人が見るには、耐性が問われる映画となっている。万人にはオススメできないが、コロナで職を失うような出来事があっても、自分は再起できるという気概がある人にはオススメしたい。

主人公のボビーは、好景気下において、順調にキャリアを積み重ねてきた。しかし、リーマンショックと共に真っ先に解雇リスト入るというシーンから始まる。

自身が成功していたため、プライドから生活水準や仕事の質を落とせず、現実と向き合えない。しかし、徐々に支払えなくなるローンや家計の圧迫といったリアルが一気に迫ってくる。

リストラを経験した自分は、ボビーの一挙一動にすべて感情移入をしてしまった。

コロナで仕事がなくなった人、立ち直る気概があるなら、この映画を強くオススメする。
モエシ

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