家族の大事さを再認識する映画。
人は絶好調の時ほど、周りの人への配慮や感謝を忘れがちになる。「これは俺の成果だ」「俺の力でここまでやった」
どうしても周りへの感謝を忘れてしまう。しかし、そんなことは絶対にない。周りの家族や仲間がいたからこそうまくやれたはず。だが、うまく言ってるときは周りが見えなくなってしまうもの。
翻って、どん底のときに一人だとしたらどうか?
人によっては酒に溺れたり、自暴自棄になったり、場合によっては命を断つ。どん底のときに家族の支えが無いというのは、恐らく信じられないくらいシンドイだろう。
本当の家族はどん底のときでも、支えてくれる。どんなときでも迎えてくれる温かさがある。
確かに家族がいないと、人生を効率よく前にすすめることができるかもしれない。家族なしだと、仕事に没頭できるから、仕事の結果だって出やすいかもしれない。早く出世できるかもしれない。
しかし、遠くへはいけない。挫折しない人間はいない。挫折したときに、一人のときと周りにサポートしてくれる人間がいる人の立ち直りの速度は比べ物にならないだろう。
どんなときだって結果、遠くへ行けるのは信頼できる家族がいるものだ。
どん底のときに支えてくれる家族の大事さ、それを再認識させてくれる映画。