タイトルからは想像がつかない内容の警察vsギャングの映画だった。
敏腕刑事だったが左遷・免職になってギャング団に転身してノシ上がる男を、エドワード・G・ロビンソンが演じる。本当に彼はいつもイイ味を出す役柄。
その他、ジョーン・ブロンデル、ハンフリー・ボガートなどが出演。
ジョニー・ブレーク(エドワード・G・ロビンソン)は敏腕刑事だが少しの失態で左遷された。更に、親友マクラレンが警察部長になった途端にブレークは免職されてしまう。
ギャング親分クルーガーは、かねてより人柄を見込んでいて「ギャングにならないか?」を誘っていたブレークをギャング組織に引き入れた。ギャング組織にいるフェナー(ハンフリー・ボガート)はこれに反対したが、聞き入れられなかった。
ブレークはギャング組織の中でメキメキと実力を発揮して、ギャング組織のトップとして君臨することになったのだが………(この後、驚きの展開になる。)
まだ、エドワード・G・ロビンソンが『深夜の告白』やフリッツラング監督作『飾窓の女』&『スカーレット・ストリート』などに出演する前の映画であり、ハンフリー・ボガートもまだまだ下積み時代の作品であったが、なかなか面白い映画だった。