色んなタイミングが良すぎて観てしまいました。仮面ライダーと同い歳、そしてウルトラマンやスーパー戦隊よりも、断トツ仮面ライダー派の私です。
平成ライダーも観ていたクウガ～ブレイドくらいは、仮面ライダーらしいシリアスな雰囲気があったのですが、ここ数年のライダーはなんか明るいですね！
仮面ライダーのいない世界でも、仮面ライダーへの想いが、仮面ライダーを生み出すのですね。ある意味、とても哲学的だったりします。でも仮面ライダーの存在意義のない世界こそが、望まれる世界なんでしょうけどね。それを言ったらヒーローものは存在し得なくなっちゃいますけどね。
何より仮面ライダーの強さが感じられない作品でした。さすがにあれだけ多くのライダーを扱うのは難しかったと思いますが、あくまで主役はオーズと電王なんですね。それは良しとしましょう。
しかし父親層を納得させるには、全てが低レベル過ぎます。観ていたクウガ～ブレイドのテレビ版の方が、よっぼど中身があり、本気で楽しむ事ができました。
されど40周年のお祭り企画、ラストシーンの編隊を観て、もう全てを諦め許しました。まさにライダーブレイクにやられた感じです。夢を与えてくれた仮面ライダー、全員集合を観れただけでも良しとしましょう。
