実際に調べると、本当にエレファントマンことジョゼフ・メリックは存在し、しかもとても似ている容姿だった。
こう映画で観ると
かわいそう。とか 周りの奴はなんで酷い奴らなんだよ。って思ってついつい医師のような助ける立場にたって見てしまうが、実際僕がそこの時代に生きていたら彼に対してどう接していたのだろう。
いじめたり、はないかもしれないが見て見ぬふりをしてしまったり、はたまた奇人のショーの1人として異様な目で見てしまっているかもしれない。
ああいう医師のように人を「知ろう」とすることはすごい大事なこと。
どんな人間でさえ必ず僕より優れているところはぜったいにある。
優れていないとも僕の知らない世界やその人と接して学べるものは絶対にある。
だから「否定」はしてはいけない。と改めて感じた。
僕がもし見た目がみんなと違う風に生まれたら、ジョゼフ・メリックのようだったら。と考えると接し方も変わるだろう。
余裕がある人間でないとできないが、どんな時でさえ相手の立場に立ち、相手の気持ちを考えながら人と接したい。
小学校の頃に言われていたような単純なことが結局は生きていく上でとても大事であり、それをできている人は中々いないのかも。単純たがらこそ誤魔化しの効かないことでとあるし。
そして母を思いつのるジョゼフ・メリック。 様子を観ていて至極辛い。
再視聴しなくてはならない名作。
ぜひグレイテスト・ショーマンと比較したい。
僕は断然こっち派です。