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エレファント・マンの豆onpeetsのレビュー・感想・評価

エレファント・マン(1980年製作の映画)
5.0
デヴィットリンチ監督
アンソニーホプキンス

って事でホラーだと思って見に行ってしまった💦

しかし全くホラーでは無く💦
何だか、、、見た目で判断してごめんなさい。
ってなりました。

とても切ないヒューマンドラマでした‼︎

そして、アンソニーホプキンス何処だろ❓
、、、。
視聴後→いた??

って思ってたんですが、、

医者の人がアンソニーホプキンスだったみたいで
、、、。

言われてみれば目に面影が有るけど、、。

めっちゃかっこいい人だったんだぁぁぁ。
(レクターもかっこいいよ)と

こちらも反省しました。

怒ってるところは迫力が強すぎて流石と言って良いのか、、、。
本気で怖かった😂


🐘ストーリー🦣
奇形の姿で産まれたジョンメリック。
サーカス小屋で🎪見せ物にされていたが、
医師のフレデリックに興味を持たれ病院の屋根裏で暮らす事となる。
ジョンとフレデリックは友人として親しくなりジョンの生活は良い方向に向かっていたと思いきや、、
ある日事件が起こる。





🛌ネタバレ感想🛌
最初は何を言われても、
皆んなが自分の顔を見て、悲鳴を上げても全く言葉を発しようとしなかったジョンメリックだったが、、

後半で民衆に追いかけられたシーンでは
自ら「自分だって人間だ‼︎」
と自分の口から主張する所はサーカスで飼われていた時の動物の様な思考ではなく、人間として親切に扱ってくれる人が自分にも居るのだと分かったからこそ口に出来た行動なのだろうなと目頭が熱くなりました。

そして、ジョンメリックは奇形のせいもあり
寝転んで眠れない為に、いつもうずくまって寝ていたのですが、、、。
最後は自ら人間として眠りにつく選択をします。


動物の様に飼われても、貴族階級の人に気に入られても、結局は見世物になってるのは間違いないのですが、どちらの世界を選ぶのかは個人の選択だとも思いました。

ジョンメリックはフレデリックに感謝してたのだと思います。
それも有り、自分の意思でフレデリック達の世界に身を投じたのだと思いました。

婦長さんも最初はジョンメリックを嫌がってましたが、貴族の訪問が増える度にジョンメリックが
また見世物になっていると言う事を医師のフレデリックにしっかりと伝えてました。

フレデリックも婦長の言葉で
自分はジョンメリックを虐待していたサーカスの
奴と同じだと苦悩する事になります。

善意と偽善の見分けは難しく、
フレデリックも当初は好機の目でジョンメリックを見ていたと言う事に気付きます。

その様な描写もあり大変考えさせられました。

後、おっさんと娼婦のディープキスシーンが大変醜く映像に映し出される表現も大変キモくて凄いと思いました。

醜い心を持つ人間が1番醜い、、。
と瞬時に思わせて頂けました。


ふと、サイレントのオペラ座の怪人を思い出しました、、。
そっちに比べたら本当に幸せな終わり方だったなぁ〜でした。

ホラーじゃ無いので、ホラー苦手な人もお勧めです⭐️
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