いしやま

エレファント・マンのいしやまのレビュー・感想・評価

エレファント・マン(1980年製作の映画)
3.7
テーマとは裏腹に意外とライトなタッチで進んでいき、重々しくはない。
リンチらしさという点では薄めだが、狂気は興行主役のフレディ・ジョーンズがだいぶ背負ってくれている。
リンチにはこのあと、頓挫したデューン企画の代役監督の白羽の矢が立つが映画は失敗。だがその後には自身のスタイルをより洗練させて、個人的にはベストの「ブルー・ベルベッド」や「ツイン・ピークス」などの名作をさらに作っていくことになる。