Krate

エレファント・マンのKrateのレビュー・感想・評価

エレファント・マン(1980年製作の映画)
4.0
難解な内容が多いデヴィット・リンチ監督作品の中ではかなりシンプルで誰にでも分かりやすい構成だと感じた。とにかくジョン・メリックが不憫で、終始悲しくなるので面白いと言うか何とも言えない気持ちになる。どんなに表面上は優しくされても他の人とは違う自身の人生を悟り、自らの手で終わらせたメリックの最後の選択は、偽善に満ちた世界との決別という意味でも共感してしまった。一度は観て欲しい名作。
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