ねう

エレファント・マンのねうのレビュー・感想・評価

エレファント・マン(1980年製作の映画)
5.0
人間性とはなにか?幸福とは何か?誠実とはなにか?生きるとはなにか?
観ている間、ひたすら自分に問われている気持ちになります。こんなにも人間それ自体を問われる映画はないのではないでしょうか。人間は醜く、愚かで、優しく、誠実で、美しい。修復によりはっきり見えるようになり、映画世界がさらに印象的になりました。
メリック演じるジョン・ハートの瞳にどんどんと惹かれていくともに、トリーヴス医師演じるアンソニー・ホプキンスの透明感ある美しさにも夢中になります。
「僕は人間なんだ!これでも人間なんだよ!」の叫びに涙があふれました。

4K修復版上映のおかげで大好きな映画を映画館で見ることができ、感謝感謝です。
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