この映画は何度も見ましたが、見るたびに泣いてしまいます。地球に迫ってくる隕石を発見した少年、スペースシャトルで隕石を爆破しにいく宇宙飛行士たち、ニュースを伝える女性ニュースキャスター。それぞれの物語が同時に進行していきます。
隕石の爆破が失敗に終わったあと、各国はそれぞれの方法で地球に生き残るべき人たちを選別し、または抽選でシェルターに避難させます。
地球の最後が迫ってくる中で、少年、宇宙飛行士たち、キャスターはそれぞれの選択を迫られます。少年は愛する彼女を守りたい、宇宙飛行士たちは愛する家族たちのために地球を守りたい、キャスターは最後の瞬間を愛する父親とともに過ごしたい。
それぞれのドラマがあって、どれも涙なくしては見られません。
隕石が地球に迫ってくる設定はほぼ同時期に公開されたアルマゲドンと同じですが、ディープインパクトの方が人間のドラマ、心情がよく描かれていて、こっちの方が好きです。
映画史に残る本当の名作です。