1971年、ロンドン。
中古車ディーラーのテリーは、愛する妻と二人の娘に恵まれながらも、借金取りの脅しに怯える冴えない生活を送っている。
ある日、テリーは元モデルで、昔なじみのマルティーヌの誘いを受ける。それはロイズ銀行強奪計画だった！迷いながらもテリーは、仲間たちと共に、銀行襲撃の準備を進めることにする。地下にトンネルを掘って、銀行に侵入した彼らは、貸金庫の中身を強奪する事に成功する。しかしマルティーヌが開けた貸金庫には金や宝石以外に大スキャンダルとなる写真が入っていた...
実際に起こった銀行強盗に、基づいたお話。
この事件の真相はいまだ公にされていない。
問題となっている写真は２０５４年後まで公開されず、イギリス政府かどこかに保管されているらしいです。
ハリウッド映画と比べると全体的に地味だけれど、その分リアルさを感じられて、面白かった。
写真を巡って、MI5や良い警察、悪い警察が、水面下で探り合いの、騙し合いの。
間に挟まれた泥棒、可哀そう！誰の思惑に乗っても、身の破滅という、絶体絶命の状況・・・。
最後うまくまとまりすぎた感もあるけれど、まあ良いか。
