このレビューはネタバレを含みます
虫やら、血やらが好きな人におすすめするダークファンタジー、という文句に惹かれて鑑賞。
しょうじきそんな生易しいものではなく、拷問シーンはあるし、ダークというよりはもはやホラーの域なクリーチャーが出てきたり、主要キャラクターのほとんどは殺されてしまうという、最初から最後までほんとに救いようの無いストーリー。
暗い空気に反して、美術がすばらしく美しい。負の感情をきれいに装飾した作品。観ている最中はつらすぎてはやく終わらないかと思っていたはずなのに、観終わった後もういちど観たい衝動に駆られています。ふしぎ。