このレビューはネタバレを含みます
ファンタジーのつもりで観ていたら、とんでもなかった。
とてもダーク。
いやでもそれは、現実世界がダーク過ぎるわけで。
パンが課題を与える世界はオフェリアの妄想かと思ったが、
木の根っこ人形やチョークが実在していたため、
現実と考えるのが適当だろう。
オフェリアは幸せな夢を見て死んだので、
ある意味ハッピーエンドと言えるのかもしれない。
混沌とした現実世界で生きるより、夢を見続けた方が良いとも言える…
パンを始め、妖精やカエル、
手に目玉をつける謎の男など、
不気味な世界観。結構好き。