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パンズ・ラビリンスのkalitanのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
4.2
黒魔術的なテイストのファンタジーがフランコ独裁体制とパルチザンのリアリティある闘いを背景に進行する。主人公は地底の王女の生まれ変わり。
ノワールファンタジーとでも言うのだろうか。怖くシビアな味わいがラストまで続く。
しかしユニークで面白かった。

パンについて気になった。もとはギリシャ新に出てくる好色な神。追っかけた女が葦になってしまい、それで葦笛を作って吹く。多産の象徴でもある。
キリスト教の世界では悪魔のイメージの元になっていることもある。
やっぱり悪そうだし信用できない……
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