この作品は恐ろしい怪物が出てくるイメージがあったのですが、怖い作品ではありませんでした。
どちらかというと、戦争の恐ろしさを描いた作品でした。
また大人版不思議の国のアリスとよく呼ばれていますが、妖精や味方？が出てきても、何一つかわいいキャラクターは出てきませんし、迷宮の世界といっても、憧れるような世界ではありませんでした。
作品自体は、個人的にはあまり面白くなかったです。
理由としては、上記にも書いたようにＳＦ要素はあまりなく、大尉の恐ろしさが一番印象に残るような話でした。
最終的にバッドエンド？ハッピーエンド？と議論されていますが、私はハッピーエンドに感じました。
生きていてもあの時代では、辛いことが沢山あると思いますので、彼女自身最後おとぎ話の世界に行けたのは良かったのではないかと感じました。
