このレビューはネタバレを含みます
シェイプオブウォーター、ナイトメアアリーのネタバレも含みますのでご注意ください。
デルトロの作品だけあって、クリーチャーへの愛が強い。
この作品もそうだけど、シェイプオブウォーターも、ナイトメアアリーも、見るからに人とは言い難いクリーチャーがいる。
でもそれと同時に彼が何を怪物として描きたかったかを感じるとすごく面白い。この作品ではそれがビダル大尉だった。
シェイプオブウォーターではストリックランドだし、ナイトメアアリーでは主人公だ。
いかにも人の世界から乖離したクリーチャーよりも怪物らしい怪物の描き方が私はすごく好き。
そしてこの物語に関して、
オフェリア視点で観るとハッピーエンドとして捉えられるかなと思ってます。
ただ、それ以上にメルセデスに感情移入をしてしまっていたので、その苦しみが強かったですね。
すごく素敵な女性でした。憧れです。