ぬのかめい

パンズ・ラビリンスのぬのかめいのネタバレレビュー・内容・結末

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

想像していたよりもだいぶグロくて驚いた。

少女を導く妖精がかけらも可愛くねぇ〜。全く心躍らねぇ〜。見てる側からしたらこの時点で素敵なエンディングにたどり着く気がしない。

あの一連の出来事が現実なのか少女の妄想なのか、いろんな意見があるけど私は現実だったんじゃないかなと思う。ただ少女がことごとく試練を失敗してることから王女の力は失われていて、結局魔法の国には行けなかったんじゃないか。だから息絶える瞬間に見たあの魔法の国だけは、現実からもファンタジーの世界からも弾き出された少女が自分の心を守り自分の存在を肯定するために見た最後の夢なのかもしれない。
ぬのかめい

ぬのかめい