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パンズ・ラビリンスのv-v.のネタバレレビュー・内容・結末

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地だった。体調の思わしくない母を労いながらも、冷酷な義父にどうしても馴染めないでいた彼女の前に妖精が現れ、森の中の迷宮へと導く。そこではパン(牧神)が王女の帰還を待っていた。オフェリアは魔法の王国に戻るために3つの試練を与えられるのだった……以後ネタバレ。1つ目の試練は『古い木の下にいるカエルの口の中に魔法の石を入れ、カギを持ってくる事』これは難なく成功。2つ目の試練は『砂時計が終わる前に、短刀を手に入れる事。そこでは何も食べてはならず、何も飲んではいけない』短刀を手に入れるもオフェリアは葡萄を食べてしまう。食べたことがパンにばれてしまい、パンはオフェリアを見捨ててしまう。すると現実では悪いことが立て続けに起こる。するとそこにパンが再び姿を現し最後のチャンスをくれる。それは産まれたばかりの弟を連れ出し迷宮に来る事。大尉に追われながらも、弟を連れ出し迷宮に入るオフェリア。そこでパンから『弟の穢れなき血を捧げる』という最後の試練が告げられる。オフェリアはそれを断る。するとパンは残念そうに消えていった。するとそこには追い付いた大尉の姿が。オフェリアは大尉に撃たれてしまう。そこで冒頭のシーンに繋がる。現実の世界ではオフェリアは死んでしまうが、魔法の国では王女として迎えられる。魔法の国はオフェリアの妄想だったのか?ハッピーエンドなのか?って感じで終わる。気になる事は何で葡萄を食べてしまったんだろう?ファンタジーでもほとんど現実世界の話。そして子守唄が地味に怖かった。
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