ショコラ

パンズ・ラビリンスのショコラのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
3.7
不気味でグロテスク。

空想好きの少女が逃げ込んだ恐ろしい迷宮と、課せられた過酷な試練。

美少女オフェリアが、健気でいとおしい。

彼女の継父は、極悪非道な独裁者の軍人。

身重の妻にも愛情のかけらすらない。

ある意味、化け物よりも強烈で始末が悪い。

ムシムシ大行進や拷問、ランボーばりのイタイシーンに硬直。

しかし「シェイプ・オブ・ウォーター」同様、切なくも美しいラストに思わず涙腺が緩む。

イヤァ~…監督、参りました💧
ショコラ

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