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パンズ・ラビリンスのeknのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
3.5
今までファンタジーが子どもたちに隠してきた死よりも残酷で醜い「生の一面」を、ファンタジーで描いた作品。故に観る側に生理的嫌悪感を抱かせる描写が多く、血やミルクの滴る音、肉や骨が砕ける音も「生の一面」として強調される。意欲的な作品と捉えたが、監督がロリコンでないことを思わず願ってしまうシーンも...
多用されるリヴィールフレームが楽しい。2つの世界の往き来が滑らかで、リンクしているのが分かりやすい。
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