ねこ

遠い声、静かな暮しのねこのレビュー・感想・評価

遠い声、静かな暮し(1988年製作の映画)
3.7
過去と現在を行きつ戻りつしながら、ありふれた家族の人生を歌と共に描く
彼らにはそれぞれ名前があり彼らの時代を生きているが、彼らの後にも先にも彼らのような家族が同じように泣いたり笑ったり歌ったりしながら時の流れの中で生きていった

それをただじっと受け止め続けたあの家が、走馬灯のように思い出を映し出している
そんなことを思わせる冒頭のシーン
あの階段が本作の語り部ではないかと思ったりするのだが
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