遠い声、静かな暮しのyuccaのレビュー・感想・評価

1940〜1950年代のリバプールの労働者階級の家族の半自伝的物語。
といっても自伝的要素は薄いらしい。

当時のヒット曲の合唱が連発されるので、その一切に馴染みがないと感情移入の余地がほとんどない。
あとあれだけ激しいDVメンヘラ親父が死後もなんだかんだ家族に愛されてるというのが腑に落ちない。

リバプールアクセントの英語とか、パブの風景とか、ひたすらサッカーの話してる男たちとか、イギリス度がこれでもかってぐらい激高。