男はくらいよ監督さそり

錨を上げての男はくらいよ監督さそりのレビュー・感想・評価

錨を上げて(1945年製作の映画)
4.5
水兵の軍隊ミュージカルかと思ったら途中から本格的に音楽を描いたミュージカルになり、本人役のホセイトゥルビの演奏シーンが凄すぎて、雨に唄えばと同レベルのミュージカルと知る。
これが戦争末期の1945年に撮られた映画と信じられない!
そしてジーンケリーの神がかりのダンスとスタント!この人は一体何者なのだ?タップもフラメンコも何でもこなし、トムとジェリーのジェリーとのダンスシーンは実写とアニメの奇跡のコラボ!
笑顔が本当に人が良さそう。
スペインの少女とのダンスシーンが良い。
キャスリングレイソンの歌声も凄い。その分フランクシナトラが完全にジーンケリーに食われてる。シナトラが惚れるウエイトレスの女子パメラブリトンが性格良さそうで好感持てる。
ストーリーはもう、小気味良い位のご都合主義!
子役があのブルーベルベットのオカマのディーンストックウェル!
2時間19分もあるのに面白くて全く退屈しない。ケリーの彼女が一度も登場しないのも凄い。