しゅん

ターミネーターのしゅんのレビュー・感想・評価

ターミネーター(1984年製作の映画)
4.5
まずターミネーターが怖すぎる。
今の時代だからより怖さを感じる。
AIが実用化され始めて、暴走を始めた時に目的のために手段を選ばないと言われている。
ターミネーターは純粋に目的に忠実なだけ。善も悪もない。分別の判断ができないだけ。
それが妙にリアルで実際に人型AIが実用化されだして暴走しだしたら、こんな感じになってしまうのではないかと想像してしまうような怖さがあった。

また時空を超えたラブストーリーとしても見応えがあったし、話の設定もこっていて面白いと思った。いまだにターミネーターを超えるAIものの脚本ってないのではないかと思う。

緊張感を煽るBGMもいいし、逆にないところはぐっとセリフに引き込まれる。
本当に無駄がなく、アクションもストーリーも全てがいいと思った。
名作は色褪せない。この作品を見ると映画の良し悪しは映像技術うんぬんじゃないんだなと思わせられる。
しゅん

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