たむ

セリーヌとジュリーは舟でゆくのたむのレビュー・感想・評価

3.9
ジャック・リヴェット監督の代表作で、3時間を超える大作です。
『不思議の国のアリス』をモチーフに、現実と幻想が入り乱れるファンタジーで、女性二人を主人公に繰り広げられます。
現実と幻想の境界も非常に曖昧なため、それを区別するのは、登場人物がなめる飴。
アイテムがあるので、あまり複雑な印象は抱かずに観る事が出来ます。
『マルホランド・ドライブ』のようでありながら、あの映画のような複雑さはなく、ただただ映画の中に身を委ねて楽しむ映画ですね。
たむ

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