まなか

リップスティックのまなかのネタバレレビュー・内容・結末

リップスティック(1976年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

字幕吹替なしで見た。あらすじを読んだ。姉クリスはモデルの仕事をしている。妹キャシーは14歳くらい。
クリスをレイプするシーンが吐くほど気持ち悪くて飛ばした。姉妹は何も悪くない、当たり前だ。強姦罪で被害者が勝てるのはわずか2%。法廷で犯人は無罪。キャシーが子供だから丸め込む。クリス側の女性検事は味方だ。
音楽がとにかく気持ち悪すぎる。
キャシーをレイプするために追いかける恐怖、執着。キャシーは子供なのに。女ならこいつは赤ん坊でもレイプするだろ!楽しむように狩りをするようにキャシーを追いかけ回し襲う。
趣味が狩りなクリスはキャシーが襲われたことを知りライフルに弾を詰め何発も何発も何発も体に撃ち、確実に殺した。弾は無くなったが撃ちまくる。
クリスは無罪。女性検事が法廷で語る。

他サイトでのレビューで犯人に気を持たせたり用事があるからとむげに扱ったからだという輩がおり腸が煮えくり返った。
だがスカッとはしなかった。当時はここまでだったんだろう。法廷でレイプ犯と会うことすら実際なら気絶してしまいそうになるし吐いてしまうだろう。泣き寝入りばかりの現実。せめて映画くらいこうしてレイプ犯を血まみれにズタズタに殺さなきゃ。

プロミシングヤングウーマンや告発の行方や色々あるけどレイプシーンは本当にこれからの映画にもどれのコンテンツにも必要ない。エロいとしか男は思わないからだ、子供の男でも。男と女は同じ人間だとは思わない。女を物としか見ていないからだ。

マリエルヘミングウェイ(キャシー役)は14歳くらいでこの役をしているしケアはしてもらえたか。勿論マーゴ(クリス役)も本当に恐怖したんじゃないか演技を超えて。

マーゴ自身、その後双極性障害に苦しみアルコール依存症になってしまう。マーゴは性的虐待を父親から受けていたしオーバードーズで若くして亡くなっている。妹のマリエルは女優で娘はインフルエンサーになっている。
まなか

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