プププ

夏の遊びのプププのネタバレレビュー・内容・結末

夏の遊び(1951年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

ウォーーーーン!!!!
本当に輝く結晶みたいな映画

二人の一夏だけの思い出は本当に輝いてるし、その後ので自分で壁を作っていつまでも停滞した日常の中を生きる暗い雰囲気も大好き。
キラキラした思い出も、停滞した人生も自分に、というか誰しもに当てはまることだし、最後30分で突きつけられた。

こういう感想だと割と有りがちなテーマに思えるけど、これを描く構成とか画が本当に繊細なんだ…
特に質感がすごかった。クローズアップでのバレエダンサーの化粧のマットな質感、波の動き、衣装の材質が鮮明に伝わってくる。だからこそ、本当に響いたし、すごい映画を見れたなと思った。

初ベルイマンだったから他のも早く見たい。第七の封印とか超楽しみ!
プププ

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