夏の遊びの作品情報・感想・評価

「夏の遊び」に投稿された感想・評価

Ichiro

Ichiroの感想・評価

3.6
終盤まで全くぐっと来ず。だがその分終盤の人生論の畳みかけ方は流石だった。
ベルイマンはまだ5本しか見ていないけど、当作品が一番好きかもしれない
sonozy

sonozyの感想・評価

3.9
1951年、イングマール・ベルイマン原案/脚本/監督。
ベルイマンが小学生の時に書いたという小説「マリー」を自ら脚色したという作品。

主人公のマリーはバレリーナ歴20年のプリマで、新聞記者ダヴィッドと付き合っている。

ある日、「白鳥の湖」のリハーサル前に彼女宛の小包が届く。中にあるノートを開き、呆然とするマリー。
それは、13年前の夏。彼女の恋人だったヘンリックの日記だった。

ヘンリックとの思い出の場所を訪れるマリー。
その頃の夏の日々がフラッシュバックする。
マリーは、ある事故でヘンリックを失って以降、心に壁を作りつつ、バレリーナを続けてきたのだった。

悩めるマリーに関わる3人の男。叔父、バレエの講師、ダヴィッド。
叔父は愛していたマリーの母の代りにマリーを愛そうとする(ちょっとキモい)男。
バレエの講師はマリーと長い付き合いで、キスもしちゃう仲。
ダヴィッドはマリーに結婚を迫るが・・・

ベルイマン作品は「野いちご」「仮面/ペルソナ」しか見てませんが、この初期作も独特の魅力に惹きつけられました。

マリーとヘンリックが幸せな頃、レコードジェケットに描かれるアニメーションの可愛さにも注目です。
marika

marikaの感想・評価

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もう気分は夏なのでゴダールが「最も美しい映画」と絶賛したこの映画を。毎日が金の糸に連なった真珠のような輝きを放つひと夏、太陽や湖畔の水面など光の美しさが流石ベルイマンて感じでほんっとうにほれぼれする。あとワンワンが可愛いなー。
あんな時間はもう二度と来ないだろうと思うような恋もあれば、心を守る為に壁を作り、化粧を落とすのが怖い日もあるけど、ラストのマリーの晴れた表情とキスする為のトゥシューズに、現在の幸せをつかむように努力することが最善なのだと思わせてくれる。
初見のスウェーデンの映画監督ベルイマン。本作は白黒で洒落た映画だった!無垢な恋愛を楽しんでいた彼女が彼を事故で亡くし、生きる意味を見失う。ヒロインがいっときの夏の恋に落ちる前半から、人と壁を作りバレエに打ち込む後半の温度差がなんとも。ゴダール監督曰く、「最も美しい映画」の通りだと思う。ベルイマン、7月に劇場で一挙公開するイベントがあるみたいだけど、行きたいな〜。
Ricola

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4.0
将来に迷うバレリーナのマリー(マイ・ブリット・ニルソン)が若い頃のひと夏の恋を思い出しながら、今の自分と向き合っていく物語。


回想が物語のほとんどで、青春×夏の刹那的な眩しさが胸にしみる。

ヘンリック(ビルイェル・マルムステーン)とマリーの、ひと夏の思い出の場面が全て愛おしくてあっという間な時間なのがよくわかる。
「ワンワン」もとってもかわいい!

綺麗事ばかりでなくて、だけど人生に悩む人に対して優しい描き方をするベルイマン監督をもう好きになってしまった。
レンタルDVD
何で誰もはっきり言ってやらないんだよ、逆飛び込み失敗で死ぬ奴は本物のバカだと。神の沈黙とか関係ない。
仕事で忙しいから観れないとか、単なる言い訳に過ぎない
それなら、朝活するしかないと、、、

ベルイマンの初期作品、良き

自分もマリーみたいに思い出に縛られてたんだなあ。。。でも、過去は過去

もっとちゃんと今を生きる方が千倍大事
ワンワン
ウトウトしてしまったので見直した
それでも感想はワンワン
最後、メイクを落として明るい素顔が現われるのがいい。何かに打ち込んできた時間は無駄にならない。たとえそれが、辛い現実からの逃避だったとしても……ということかな?恋人を失ってから、マリーは壁を作って傷ついた自分を守ってきた。その内側で、逃げるようにバレエに打ち込んできた。時が過ぎ、いざ壁がなくなってみたら、抜け殻だった自分も変わっていた、みたいな。自分が強くなっていることには、人は意外と気づかないですよね。乗り越えられてないと思っていたものが、実はすでに乗り越えられていた、ってのはよくある話。なぜ伯父さんが日記を送ってきたかは謎だけど、自分がもう前を向いていることに気づかせてくれたという意味では、結果オーライなのかも。最後のキスシーンはロマンチックなだけでなく、マリーがバレエに捧げてきた時間の重みをも示していて感動的。ベイルマンはほんとうに美しい映画を撮りますね。
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