Suzu

夏の遊びのSuzuのレビュー・感想・評価

夏の遊び(1951年製作の映画)
3.8
人生に意味などない、生きるのも死ぬのも怖い、意味や幸せなど、ただの言葉だよ。こういう聞いたことあるような台詞が飛び交うんだけど、多くの映画監督が影響を受けたんだろうなと感じた。最後にマリーが今の幸せが大切なのよってベロ出すシーンは、あまりにも突然で、何がきっかけだったの?って思うのと同時に、人の思考回路は誰にもわからないって言いたかったのかなって思った。如何にもリアルな人間描写だなって。いたってシンプルに感じるけど深い、そんな風にいつも感じさせるベルイマンの映画は心の隅にずっと残るな〜。
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