やむちゃ

南極物語のやむちゃのレビュー・感想・評価

南極物語(1983年製作の映画)
3.5
備忘録
高校1年生の時に鑑賞。
梅田の北野劇場か三番街シネマだったと思う。

豪華キャストだが、正直はじめのドラマのシーンはあまり記憶に残っていない。
船上からの視点で、流氷を割りながら進む映像と、犬を置き去りにすることが決まった時に「あんなに大きな船なのに、犬ぐらいなんとか連れて帰れなかったのか」と思ったことは覚えている。実際には食料の問題などで困難だったのだろうけど。
タロとジロをはじめ、犬たちが鎖を抜け出し走り出してからの冒険が印象深い。鎖から抜け出せなかった犬や、途中で亡くなってしまう犬のシーン(あまり直接的には描かれていなかったと思う)には、心が痛んだ。
当時「初めて撮影に成功した」と言われていたと思うが、綺麗なオーロラも印象的。それを見て驚いた一匹も何処かへ走り去ってしまうのだけれど。
次の越冬隊が南極に到着し、生きていたタロとジロと再会するシーンには感動した。
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