これはこれでいいけども…
ヤングジャンプで連載していた漫画、GANTZの実写版。玄野と加藤が謎の黒い球体によって出されるミッションをクリアして行く話
正直言うと漫画の方が全然面白いです。
確かに限られた時間で原作の話をカットせざるをえないのはわかります。
しかし、漫画の方が面白いという感想がどうしても出てしまいます。
これはどの実写映画にも当てはまることですが、原作の話をカットすることによってキャラクターの中身を削っている気がします。
とくに「ちはやふる」なんかは、原作の話をカットしてしまうことによって原作で好きだったキャラクターが映画では中身のないキャラクターになってしまっています。
GANTZもそんな感じがしました。
ストーリー性は微妙だったものの、映像は中々見応えがありました。
GANTZお馴染みの個性的な敵です。
一歩間違えれば大コケする、ネギ星人なんかもうまいこと不気味に再現してくれました。戦闘シーンもだいぶカットされてますが、これはこれで嫌いじゃないかも。
GANTZを全く知らない人なら楽しめると思います。漫画を読んでる人なら少しつまらなく感じます。
そんな映画でした。
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[この映画のBest俳優]
二宮和也
[脚本面]☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆
[オススメ度]☆☆