考古学ロマン。


亡き父の説を証明しようとエジプトにやってきたヒロインの人妻エリノアパーカー。その彼女に手を貸す考古学者にロバートテイラー。

サスペンスや、砂漠の自然災害、ヒロインは夫がいながらテイラーに惹かれる、など、起こりえそうなイベントは全て詰まっている感じ。

サクッと見れて楽しかったが、何と言うか、この作品の意義みたいなものは感じなかった。


「世界ふしぎ発見」の知識しかないが、クライマックスの発掘の場面は、あまり忠実ではないのだろうなと思う。


エリノアパーカーファンとしては、彼女の美しさは十分堪能できたので、良しとしよう😊。


※
これは言いたいだけ。
はっきりわかる編集のミステイクあり😏。

「考古学は決して宝探しではない。掘り起こすたび、それが現代につながる。」
と高尚に言われても、どうしても宝探し冒険映画として見てしまう。
インディ・ジョーンズの影響か？
70年近くも前の映画なので批評はし難いが、ハラハラもドキドキもワクワクもなく、淡々と進む感じ。
色白美人の女性がスカートでラクダに乗って、と言うのがめっちゃ違和感。
TSUTAYA発掘良品の中ではイマイチ
Mark数もたったの10人

1900年のエジプトを舞台に、紀元前16世紀にヨセフがエジプトにいたという証拠を探す考古学的冒険映画。
1950年代当時のエジプトをロケ撮影、それもカラーで見られる冒険映画というだけでワクワクする。スフィンクスの側で撮影するのはともかく、アブ・シンベル神殿では巨大ファラオ像の頭に乗ってるし、そこから落ちたりする！時代が時代とはいえ無茶な事を…。現代ならそんなとこで撮影許可降りないだろうな。像の頭での殴り合いはさすがにセットでの撮影だったけど。その他エキゾチックなロケ地の数々で観光気分+冒険+美女でお得。
お話の方は何処かで見たような感じで特筆するものはない。「キング・ソロモン」や「失われたものゝ伝説」などの系統。夫がいるのに冒険中にガイド、ここでは考古学者、に惹かれる人妻。途中、夫の本性がわかりよろめきが正当化される系。冒険らしい冒険もあるにはあって楽しめる。砂漠地帯なので砂嵐は基本。終盤の発掘調査はも少し盛り上がって欲しいところ。個人的にはエキゾチックな雰囲気だけでも楽しめちゃうんですけどね〜。
主演はロバート・テイラーとエリノア・パーカー。夫役カルロス・トンプソンが往時のテイラーみたいな富士額タイプの美男。
とはいえエリノア・パーカーの美しさを堪能。19世紀末期的ドレス、冒険ルック。ピラミッドの前でもドレス。薄い紫色のドレスにピラミッドという、今となってはありえないような姿がパーカーの美しさもあって非現実的な魅力。