ディズニー+解約前という事で鑑賞。
ゲーム開発者のフリンは元雇い主のコンピューターをハッキングする為に会社へ侵入する。が、ゲームに取り込まれてしまい戦う事になるというストーリー。
「トロン:レガシー」は知られていてもこちらはあまり知られていない説ある?そんな前作に位置する今作ですが、こんなカルトカルトした内容ながらも実はディズニー映画という。これが一番意外ですね。
内容はまぁ...分かりづらい。明確な説明も全くしないままストーリーが進むので何のこっちゃ分からん。でもCGを初めて全面的に使用した映画なだけあってか映像表現は今観ても物凄く楽しい。この時代はCGがまだ面白映像としての側面があった背景があるので、恐らくは今作もそういった目的で製作したと考えるのが妥当なところでしょう。
上述の様にストーリーは分かりづらくともCGの面白さを活かしたアクションやバトルが良かったですね。しかもそれが面白くて見入ってしまう。ストーリーはともかくして、今作はこれらの要素の為にある映画と言っても過言ではない筈。つまりは現代版(と言っても39年前だが)実験映画。そう考えると映画史的にはとても重要な作品であろう。
この後十数年後に来たのがジュラシックパーク、トイストーリー 、マトリックス。更なる進展がトランスフォーマー。では、次なる映像革命は一体いつになるか?と思いますが、それが難しいのが今の時代のCG事情ですな...。