ともまる

月曜日のユカのともまるのレビュー・感想・評価

月曜日のユカ(1964年製作の映画)
4.3
昔のフランス映画を見てる気持ちになる作品。若き日の加賀まりこがとにかく可愛くてコケティッシュで和製ブリジットバルドーと言われていたのも頷ける。

あらすじを見て本命の素敵な彼がいつつも内緒でパトロンのおじいさんと関係を持っている二重生活的なやつかと思っていたら全然違った。パパかっこよすぎんか。
彼氏の良さは後半まで正直わからなかったし、最後の諸々をもってしてもパパやその他の男よりかはだいぶマシだけどユカを自分の思い通りにしたい、家庭という枠に入れて独占したいというエゴはあったのでは?本当に真実の愛なの?と思ってしまった。けど、あれが昭和の男の不器用な愛なのかな。

そして白黒映画の紙タバコってセクシーだなあと思ったのでした。