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美女と野獣のmoonのレビュー・感想・評価

美女と野獣(1946年製作の映画)
3.2
ディズニー実写版を見た直後で割とタイムリーだったので今から70年前のこちらも見てみた。

顔がついたポットや燭台が喋るわけないが、壁やテーブルからにょきっと手が生えてたり部屋に置いてある石像が動いたり(どう見ても人間)…モノクロでかすれたフィルムの質感も相まってかなり不気味で良い。野獣の造形もなかなか醜いです

お話の相違点も多く、ジャンコクトー版は他のに比べて野獣の女々しさとベルのドSさが凄い。「このお城は素晴らしいけどあなたの醜さにはかなわないわ」とか言うし、ベルが実家に帰ってる時、野獣が毛布に頬ずりりながら「寂しい…死ぬ…」とメンヘラMAX

ラスト5分はもはやギャグです、必見
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