Amazon Prime Videoで2月から配信開始。監督はヨルゴス・ランティモス、原題は「DOGTOOTH」で劇中キーとなる“犬歯”を指す。
ギリシャ郊外に住むある家族。両親は3人の子供達に外の世界は恐ろしいと植え付け、外出は父親のみ。名前も付けず、外の世界に関係する言葉には別の意味を覚えさせるなど徹底しているのだが、出入りする一人の女性をきっかけにそれは崩れ始めるー。
【R15＋】ということだけどかなり性描写多めでボカシだらけ🙈家父長制の嫌な部分をじっくりコトコト煮込んだ様な父親と従順でまさに“犬”の様な子供達🐕
長女に突然舞い降りる「ロッキー」「ジョーズ」「フラッシュダンス」の衝撃🎞️それに対してのビデオテープパンチ👋更にあっちでビデオデッキアタック📼笑
本人達は大真面目にやってるのにシュールなコメディに映るのも監督らしい。ネコ対策のトレーニングや結婚記念日のダンスは抱腹絶倒🤣
「哀れなるものたち」との共通点も過去作で一番感じることが出来たし、意図的に首の上をフレームから外したカット等、初期からカメラワークは独自性がある方なんだなぁ🎥
この物語は家庭というミニマムな話だけれど、規模を変えれば社会、もっと大きくするとプロパガンダや情報の遮断で統制する国家にも見える怖さがありました。
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