諭吉

籠の中の乙女の諭吉のレビュー・感想・評価

籠の中の乙女(2009年製作の映画)
4.0
愛する子供達を守るために外界との繋がりをシャットアウトしている家庭がだんだん崩壊する映画

3人の子供達(といってももう20代くらい)には名前もつけられておらず、自立する時期は「犬歯が抜けるまで」と父から教えられていた(つまりは永遠に家からは出られない)

映画を通して父親からの愛なんて微塵も感じないし、子供を犬のように飼っている生活を通じて、ただ支配したいだけの不気味な人間性を垣間見た

ヨルゴスランティモスの映画の男の人はお金持ちでプライド高い、鼻持ちならない人ばかりで常に不快感を感じてくせになる
諭吉

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