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籠の中の乙女のazkyonのレビュー・感想・評価

籠の中の乙女(2009年製作の映画)
3.7
久しぶりにものすごく変なものを見た。
ものすごく変なものなのに、ものすごくじっくり見せられた。

これは独裁国家やカルト宗教団体の縮図のような家庭じゃないかしら。

20歳前後くらいの3人の子供たちは父親の言うことがすべて。
外の世界は汚いから家から出さない。
(塀と外界の境界からは一歩も出ない)
言葉の意味を違ったものにして教える。
外で買ったものはすべてラベルレス(NHKか!)
長男には外から女を連れてきて性処理をさせる。(本当にただの処理)
などなど、あまりにもかけ離れた世界に唖然。

この監督さんの「ロブスター」「聖なる鹿殺し」もエキセントリックではあったが、やっぱりなんだ?変だと思いながら見せられた。
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