桜の花舞い上がる道を

光の旅人 K-PAXの桜の花舞い上がる道をのネタバレレビュー・内容・結末

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

SFモノというより、ヒューマンドラマ
思いがけずいい映画で得した気分!

惑星K-PAXから来たプロート(ケヴィン・スペイシー)は精神科病院に収監されるが、周りの患者をハッピーにしていく謎の異星人。患者の不安を受け止め、希望を与えて改善していく。偏見を持たず愛を持って。

精神科医は真実を求めて、催眠療法で過去を暴いてしまうが、侵入者に妻と娘を殺害されたというあまりにも悲惨で残酷な出来事。その後、入水自殺。遺体は発見されず現在に至る。
 
過去を封印した別人格?。いえいえ異星人。プロートはそのまま自由に過ごしてほしいと思ったよ。泣

ちょうど(事件から)5年後に惑星K-PAXに帰った。どこにも居場所のない患者のベスと。ベスは行方不明。プロートの肉体は地球にあるけど無反応。
私には微笑んでるように見えた。泣

犬と会話できるのはいいなぁ。
人との繋がり、家族の絆の大切さを精神科医に伝えたよ。

宇宙は拡大し続け はじけて崩壊する 
それを永遠に繰り返す 
あらゆる間違いを何度も何度も繰り返す 
だから今、間違いを正すのだ 
今あるのは この時だけなのだから