マリア

ミッドナイト・イン・パリのマリアのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

美術が大好きなので、タイムスリップした先にダリやピカソ、ルイスブニュエルが出てきて興奮した。

うろ覚えだけれど、1番好きなシーンは後半で未来からきた主人公がルイスブニュエルに、「客達はずっと昼食を食べ続けて、誰も帰ろうとしない作品はどう?」と今後ブニュエルが作る皆殺しの天使の設定を提案するが、本人が「何だそれ」と一蹴する場面がお気に入り(笑)

これもまた曖昧な記憶だけれど、主人公のオーウェンウィルソンは自分から見た2つ前の時代に憧れ、その時代に出会ったマリオンコティヤールは更に2つ先の時代に美しさを感じて、この時代に残りたいと言うが流石に主人公からすると古すぎる時代であった為共感できないというシーンが記憶に残っている。
確かに自分も、昭和はまだそこまで遠くないからか古臭さを感じるが、大正くらい前の時代には美しい古さを感じ憧れがあるなと思った。
マリア

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