ウディアレン監督の大人のハートフルノスタルジックファンタジー。
…盛り込みすぎた。
前情報無しで観てみたら、こりゃあなかなか心地の良い映画でした。
字幕で観たけど、セリフの言葉選びが秀逸。
主人公のギルは作家で、過去の文学や芸術の巨匠たちと同じ時間を過ごすのだけど、その1つ1つの会話に流れる言葉たちが、心地よい。
まるで、1つの芸術作品の中を自分がゆったり泳いでいるような。
時間も90分とコンパクトで、サクッと観られる。エイドリアン・ブロディのダリがまた良かった。
私はダッリィ〜〜〜。
そして、いつの時代も昔は良かったと言って、あの時が黄金時代だったと羨ましがるけど、結局人は自分が生きている時代で自ら輝くしかないというメッセージ(と、勝手に解釈)に、心がジーンと来た。