くらた

ミッドナイト・イン・パリのくらたのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

全部よかった!パリの街並みが綺麗。音楽も良かった。
あまり偉人に詳しくないけども楽しく観れた。

現代のパリと20年代のパリを行き来する男の話。
誰しもが思う「昔(過去)は良かった」と言う気持ちをうまく映画に表していた。主人公が黄金時代だと思っていた20年代はその時代に生きる人にとっては退屈な時代で、20年代を生きる人はまた前の時代を黄金時代だと言う。過去は誰しもが憧れ、美化するものなのだ。

劇中で流れていた曲が途中からBGMで流れているのも良かった。

言葉だけなのが男で心で動くのが女、そんな事を劇中で言っていだが納得してしまった。憧れの1890年代に来れたアドリアナはその時代に残る事を決める。主人公ギルは自分の時代に戻る事を決める。どちらも間違いではない選択だと思う。

ギルは自分の生きている現代に帰った事で最初に言っていた雨の中歩いてくれる女性と出会うことが出来た。

パリに行きたくなる作品だった。
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