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ミッドナイト・イン・パリのYSKのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
1.2
この主人公が魅力的に見える人とは生涯話が通じないだろうなと思いました

マリオン・コティヤールを補充したくて視聴しました
パリがとても美しく魅力的に描かれていて、舞台や小道具、そこに音楽が加わってまるで理想郷ではないかと見紛う程でした
それに加えてピカソやダリ、ゴーギャン、ジャン・コクトー、ヘミングウェイなんていう知識も教養もなくても聞いたことがある偉人たちが彩を加えてくれる
さらにはマリオン・コティヤールが美しくて魅力的でチャーミングなんだから満点をつけてもおかしくないんですが…

ただ主人公ギルになんの魅力もない
婚約者の両親についてきただけのくせに自分のことしかしない、自分のことしか考えない
婚約者の友人がインテリぶっていていけすかないからといって、「本当はこうだよ」と恥をかかせることが大人なのか?夜ごとのパーティや自分が尊敬している偉人たちとのひと時は確かに魅力的だろうが、それに何の疑問も抱かずうつつをぬかす夢見がちな厨二病にしか見えなかった、おそらくあの婚約者がいなかったら生活力皆無の子ども部屋おじさんだろう
そもそも婚約者の私物をパクってプレゼントにしようとか考えるか?
本当の本当にありえない
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