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鉄腕ジムのmareのレビュー・感想・評価

鉄腕ジム(1942年製作の映画)
4.0
銀行員からプロのボクサーへと上り詰めるサクセスストーリーで、やはりスポーツ映画にしたってウォルシュのことだから当たり前のように面白い。ヒロイックな設定だからこれが実話モノということに一番驚いた。特に船上での試合では、他のボクシング映画では見られないパンチで吹っ飛ばされる水落ちシーンがあったり、観衆の熱気が最高潮に達して次々に水に飛び込むシーンがあったりライブ感が凄い。これだけの数のエキストラがいてフェス状態だし、楽しんで映画を作ってるエネルギーすら伝わってきて素晴らしい。それに加えて、一筋縄ではいかない恋愛模様も描かれていて、とにかく抜かりなく、最良のバランスで映画が成立している。
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